越後駒ヶ岳       平成30年9月22日4〜23日

 今年の夏山山行は4回連続、悪天候で中止を余儀なくされた。今回の山行は初日は最悪の雨天、枝折峠に着くと数台の車が駐車場に並んでいた。さすが100名山、雨天でも県内外からの登山者が来ているが殆ど日帰りだそうです。山頂タッチのピークハント者ですね。私達は明日の秋晴れを楽しみに駒ノ小屋で宿泊、秋晴れの駒ヶ岳を堪能する予定、快晴を祈るばかりです。9時に登山口を出発、雨が降る中、アップダウンの多い長い尾根道歩き、帰りの事を思うと・・・・。小屋前の岩場は急登で何処まで続くのかと思うほど長かった、それまでの疲れもあって事故の無いように慎重に歩く、今まで真っ白い雲に覆われ小屋の見えなかったが間近に来て、小屋が見えたときはホッとした。14:00に駒ノ小屋に着、小屋を管理する方から暖かく迎えてくれました。
 駒ノ小屋は食事サービスのない有人避難小屋です食事は自炊でシュラフは必需品ですがマットや毛布は貸与してくれる避難小屋としては最高です。本日の宿泊者の一番乗りは私達、一階の居心地の良いところに陣取ることが出来ました。食事を済ませ、暗くなれば灯りもなく後は寝るだけ早々に眠りについた


   

 早朝6時に起床、昨日まで降っていた雨も止み、予報通りの晴れマーク、朝食は後回しで6時半頃に駒ヶ岳の山頂を目指した。山頂までは20分位、登り始め頃は山頂部は真っ白いガスで覆われていたが山頂に着くと次第に雲も無くなり360度パノラマ、昨日の雨の中を歩いたかいがある、そして山頂に立った事もあり達成感も増幅、最高の気分です。

  
         駒ヶ岳山頂                   山頂より越後三山の中ノ岳を眺める
 山頂より眺める山並み、越後三山は勿論の事、巻機山、浅草山、平ヶ岳、遠くには北アルプス、東北の山まで鮮明に眺めることが出来ました。山頂より小屋に下り、下山準備、昨日は雨の中で何も見えなかったが今日は見えなかった辺りの風景、振り返れば駒ヶ岳が大きく映ります。歩きながら何度も振り返り駒ヶ岳を眺め、名残惜しみながら下山しました。

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