蓬莱山  平成23年9月23日
 
心配していた今日の山行、台風も去り、台風一過で久しぶりの好天気で集合場所に14名の参加者が集まってきた。3台の車に分乗して葛川坂下町に向かう。坂下トンネルの手前の旧国道に入り、広場に駐車して登山準備する。台風の影響で、登山口上部の沢が増水していないかと、心配するモリゾウさんと一緒に皆を残して偵察に行った。水量はたいしたことはないが、足を滑らせて転んだら大変と1案を中止して2案の花折登山口に向かった。登山口周辺に駐車場がないので、ある私有地にお願いして車を駐めさせて頂き、出発した。林道を暫く歩き登山口に差し掛かる。辺りは杉林で薄暗く、湿っぽい、こんな所には、たぶんヒルが潜んでるはずと足下に注意しながら歩くと、
「これ"!ヒルと違うか〜?」との叫びに、「やはり予定通り出てきたか・・・」とメンソレータムにヘアーサロンパス、で撃退、これは意外に効くもんだ。
 アラキ峠に着き休憩する。この後も暫く、鬱蒼とした杉林はまだ続くのかと嫌気がさしてきたが40分程で権現山に着いた。目下に広がる琵琶湖、湖北から大津の港まで見えている、その先には京都市まで見えました。いやはや、感動するばかりである、さて、此から向かう蓬莱山は遙か遠く見えて、まだまだ先なのかと弱気心を抱いた人もいた。

         

 

 青空の下、左手に琵琶湖見ながら緩やかな尾根道を歩く、疲れを忘れさせてくれる縦走道には、ホッケ山など、幾つかの峰を上り下りしながら、蓬莱山に着いた。
 さてと、今日の昼食のメニューはスキヤキです。会員の中にはプロの腕を持つハイジがテキパキ、調理していく、今日の食材は、昨日は名人のモリゾウさんが採ってきてくれた松茸、舞茸、そして飛騨牛の霜降り、その他 沢山の食材、こんな豪勢な昼食を山で食べたのは生まれて初めてである。ワイワイガヤガヤと最高に盛り上がる。辺りには登山者やリフトで上がってきた沢山の人達でいっぱい、「此のグループは、いったい?何なんだろう」と首を傾げながら見ていた人もいた。下山時刻も30分オーバーして楽しんだ。
 下山前には集合写真は琵琶湖をバックに全員集合、登山よりも昼食に満足した笑顔でした。下りは来た道を歩き、小女郎ヶ池により寄って下山した。
 

  

                                      Back