小蓮華山         平成26年9月20日

  

この日ばかりは
「あ〜した天気にな〜れ」と、願って前日に出発、登山口の周辺の宿で前泊をしました。早朝、宿を出発、願い叶った青空の元、蓮華温泉の登山口を予定時間を少し遅れて出発した。
 出発して暫く歩くと左方向に白い湯気、野天風呂が見える、早朝と この寒さの中 入浴シーンは見られなかった。天狗の庭で休憩、見上げると、雪倉岳や朝日岳、青空とマッチして、とても綺麗でした。大池に着き、昼食をすませて、小蓮華山に向かって出発する。紅葉も少し進み緑の中に所々赤や黄色のコントラスト草紅葉もあり秋を感じさせられる。しかし先程まで晴れていた空もいつの間にか真っ白に・・・残念・・・時々真っ白なガスが無くなり青空が出るが、いつの間にか白内障の世界に、そして早朝からの登山とあって疲れもあり小蓮華山迄は遠く感じました。山頂に着き記念写真を撮り下山宿泊する小屋で乾杯、初日の登山の疲れを癒しました。

 
   
  
朝起きると外は、綺麗に晴れ上がり気持ちの良い清々しい朝です。気温もかなり低く小屋前のテントは霜で白くなっている。朝食を済ませて池の畔で記念写真を撮り下山する。池の周辺を廻り込むように道なりに歩き白馬大池を見渡せる好位置に着くと宿泊した大池山荘の赤い小屋の色が大池とマッチして、とても綺麗で外国の山の風景写真を見ているようです。ゴツゴツした岩の上を歩き乗鞍岳に着き小休止、此処からは白馬岳や五竜岳、鹿島槍ヶ岳の双耳峰が雲一つ無く眺望出来ました。


   

  乗鞍岳より大下り天狗原に着く、辺りの草紅葉もかなり進み、見所であるがそれにしても、付近の周遊コースでは誰一人会うことがなかった。この後風吹大池迄の道程は2時間以上の下り、殆ど樹林帯の中で、景観はあまり良くないが所々から新潟の有名な山脈がよく見える、あれが妙高?八海山?高い山が連なる越後の山、いつの日か登ってみたいですね。風吹大池の湿地帯に着き大池周遊コースで一周して風吹小屋でランチタイム、小屋付近で出合った登山者は2名程、白馬大池と違い静かな大池でした。予定に時間より少し遅れめ、早々に蓮華温泉に向かって風吹小屋を後にする。
 下山コースは湿地が多い、登山道脇の至る所に水芭蕉の大きな葉が、一斉に咲いたら見事でしょう。笹目尾根の急登降に差し掛かり急坂を下る、下るのも大変だが此の登りは、もっと大変である。一気に下って行くと風吹大池の入口に出た、長かった下りの道も疲れるが此処から約2kmのアスファルトの道を蓮華温泉まで歩くのが一番辛かった。蓮華温泉ロッジの湯に浸かり2日間の疲れと汗を流して帰途につきました。

                              
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