野坂南尾根       平成22年12月11日

今年最後の忘年山行、予想をした通り山は雪化粧をした。曇り空であるがそんなに寒くはない。登山口に2台の車をデポする。集合場所でマイクロバスに乗り敦賀の山集落まで移動、早朝より慌ただしいスケジュールである。
 今日は新入会員のMさんと小浜山の会のNさんもゲストとして参加してくれた。総勢12名のパーティーである。そして登山口では芸実的、ユニークなオジさんに見送られてスタートした。野坂山分岐に着き、気になっていた雪も思ったほど少なく安心する。此よりは登山道はなく、尾根を中心に幾つかのピークをアップダウン繰り返しながら歩く、辺りにはミズナラの立ち枯れ、気になるのはキノコ、目を皿にしながら24の中高年の瞳がキョロキョロと獲物を探す(@_@)・・・・ 実りの時期も過ぎたキノコ、少なからずも収穫あり、歓声があがる。

  

 紅葉をしていた樹木もすっかり落葉した。お陰で、辺りの景観が良くなる、振り返ると、この方面より見れぬ、後野坂山、や若狭湾の海岸、町並み 見えるのは久々子かな、それとも坂尻区か、気になる我が町を此処から眺める町民は多くはいないでしょう。


         

 野坂南尾根道で一番の高い山、葦谷山着き休憩、お腹も空き、ソロソロとお腹から愚痴も出そうであるがもう少し先の平らな所まで歩き昼食する事にした。先程まで、日が差していたが、ランチタイムが終わる頃、急にパラパラと雨が降ってきた、慌てて雨具を着るが直ぐに雨が止む、この付近の尾根は緩やかで広い尾根である、その中に原生林とも言える、見事なブナの木、この付近は何度、訪れても飽きない風景である。残念ながら今回はシャッターを押すのを忘れてしまった。
 さて今回の山旅も終盤、尾根の最低鞍部で休憩、この先を歩けば三国山に登ることが出来るが今回は谷を下って下山する、踏み後がなく 細い沢を縫うように歩き、今度は藪の中をゴソゴソと、まるでジャングルの中を迷走しているようだ。沢を横断し終えたとき、作業小屋が見えてきた瞬間、皆さんの顔がホッとしたようであった。下山用にデポした車は少し下った所にある。林道を歩く姿は忘年登山を無事終え、誰もが満足した笑顔であった。
今回の山行を敦賀市内の自宅で無線機や携帯等で絶えず傍受し後方支援をしていただきました。会員のKさんに感謝致します 
             

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