大御影山


    


 2月25日に大面影山に登りました。当日は冬型の気圧配置、しかしながら天候は曇りで、まずまずの天候です。昨年も大御影山を計画し登山口を出発と共に踏み跡のない、いきなりのラッセル歩行もう少しで山頂だ、しかしラッセル疲れと時間切れに無念の敗退でした。
 登山口を7時18分に登山開始、初めは雪のない急登を登る、見晴台付近に近づくにつれ積雪も多くなってくる。見晴台でアイゼンを装備、雪質は硬くあまり沈まないので歩きやすい、松屋大権現岳を通過する頃には青空が見え始め日差しが眩しい。高度が増すにつれ風が強くなり稜線に出ると凍るよな寒さに見舞われれた。この寒さはこの山であまり経験がないというベテランの話。又、死ぬかと思ったとは入会2年目会員の感想だ。
 それでも時折のぞく太陽に励まされ11時15分、大御影山に到着し写真を撮るなり足早に下山、登りの途中に風をよけて休憩した場所に戻り昼食を摂る、足元の冷えはきつく、暖かいものが凄くありがたく感じる。
 下山は見晴台付近までアイゼン,ワカンをそれぞれ装着し、午後3時には全員無事に下山する事ができた。風は強かったが、雨具を着ることもなく雪山の怖さを実感出来た良い山行になりました
                                                            記 Y.H