三十三間山        平成23年11月12日 

毎回の如く、天候が気になる。7時30分自宅を出発、若狭町に入るなり、ザ〜ザ〜とフロントガラスに打ち付ける雨の音は心臓に悪い、晴れたり曇ったり、う〜ん、今日はこんな天気に付き合わされるのかと思うと、気分が優れない。何とか今日一日もってほしいと願いながら、下山口に車1台デポして倉見の登山口にある駐車場に向かった。
 倉見の駐車場では当会以外の車が4〜5台駐車してあり既に出発している。先に越されると、キノコが・・・と、少し焦る気分になる。最後の水飲場と夫婦松で休憩し山頂へと足を進める予定で歩き出した。しかし皆の目は鋭い、キノコがないかキョロキョロと、わき見歩行
「うわ〜ナメコがいっぱい 〜〜!(^^)!」と大はしゃぎ、こうなると登山ではなくなる。しかしキノコは見事に生えている。先人の登山者は興味がないのか、知らないのか登山道脇に沢山生えている。笑い声と共に木に群がる、見ている方が面白い(~o~)。アッという間に袋にいっぱいになった
 県境稜線に出ると先程まで曇っていた空模様が青空が広がり紅葉も引き立って鮮やかな色が季節を演出している。山頂に着き休憩して此より能登越の分岐に向かって県境稜線を出発、これからがキノコの穴場とばかりに意気揚々、リーダーの私でさえ本来の山登りを忘れてしまった。(-_-;)ハンセイ、山頂より40分ほど歩き、昼食する。晴れていた空も陰り気味、真っ白なガスが下方向から上がってくる。不気味な天気だ。県境稜線此のルートは9年前に歩いているのだが時の会員は私を含めて2名だけである。あの時はこのようなナメコが目についていたのか、全く記憶にない。この後も登山道脇でナメコ発見、自然の恵みを袋にいっぱいして能登野集落の上流に下山した。

               

       Back