蓼科山    平成26年8月23日〜

 8月に入り、天候は雨マークが多く、特に台風11号が去った後は雨の日が多くなってきた.。出発の前日は、天気予報と睨めっこ、大きく崩れる事はないと判断して予定通り出発することにした。
 早朝4時40分美浜をスタート、7月に開通した舞若道を通り、北陸道へと敦賀組と名神高速の養老SAで合流し参加者10名で信州の蓼科に向かった。中央道にさしかかる頃、雨も降ったり止んだり、真っ白いガスが辺りの山を覆い隠す。車の中では、やや険悪ムードであったが、諏訪湖周辺まで来ると、雨も止み晴れ間も見えてきた。
 10時半頃に蓼科牧場に着き、早めの昼食で腹拵えをしてゴンドラで一挙に御水自然園付近1800mまで上り、楽ちんな登山でスタートした。



  

 7合目登山口になる、蓼科神社の鳥居に着く此処からは本格的な登山道になり、蓼科山荘までの急登を登る。山荘に着き、生ビールを飲みたい気持ちを抑えて、夕食まで時間もあるのと明日の天候も考えて、山頂を目指すことにした。ザックは山荘にデポしたものの、急登とゴツゴツした岩の中を30分あまり・・・・疲れた。 山頂に着く、一帯は広い岩の原で平地であればソフトボールくらい出来そうである。此処からの見晴らしは、1時間程前は北八ヶ岳方面の眺めは良かったそうですが、此の時間は真っ白いガスに覆われ近くの山しか見ることが出来なかった。岩の平原に奉られている蓼科神社にお参りして、その先にある方位盤を見ると、晴れていれば360度パノラマ、多くの山景色を見ることが出来るが、今日は見ることが出来ません。残念でした。明日の早朝に期待して、山荘まで下った。
 山荘での宿泊者は我々10名と他の登山者は3名で、少し寂しいような雰囲気ですが、先程まで我慢していた、生ビールが絡んでくると雰囲気もガラッと変わり、たのしい一夜となりました。


 
      


 AM7時に山荘出発、昨日登った蓼科山頂を目指すが、山頂周辺は真っ白いガスに覆われ何も見えません。やはり昨日中に登って良かった。今日は山頂に向かわず、蓼科山頂ヒュッテ前の分岐から女神茶屋迄下る、分岐からの登山道は山頂を半周するかのようにガレ場を下って行くのに、かなりの時間を要した。ガレ場からシラビソの樹林帯に下っていく、付近はシラビソの縞枯れで、世代交代の真っ最中、白く立ち枯れしている大木の下には沢山の細い幹のシラビソが密集していた。登山口に近づくつれて登山道も緩やかになる、そろそろと下山と察知する皆さん、元気が出てきました。女神茶屋で長めの休憩して最後の目的地の親湯まで下り、二日間の疲れと汗を流し帰途につきました。

                            
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