常神半島縦走   平成23年12月17日 

明日は常神半島縦走、そして下山後は遊子の旅館で忘年会である。今回は雪が降ろうが例え槍が降っても決行しょうとメール連絡する。驚いてた会員も居るが殆どが参加してきた。
8時30分に小川地区墓地の裏山から出発した。少し登った所からつづら折りに造られた荒れ放題の昔の道である。車の無い時代には生活道として往来した峠道、今では誰も歩くことのない、ひっそりした古道である。先程まで曇っていた空も崩れ、ミゾレが降ってきた。辺りも白くなり見通しも悪くなってくる、雲との合間から見えた半島の岬が常神と思いこみ、足を進めた、途中で地形図と持参した地図が全く違ってくる。来た道を引き返して稜線に戻った。周辺には幾つもの古道があるため、ついつい歩きやすい方向に向かってしまったようだ。「ハンセイ」
 午後から段々と空模様が安定するとの予報であったが相変わらず冷たいミゾレが降り続く、昼食時も寒さで楽しい食事処ではない。慌ただしく昼食を済ませ、この先も長い半島の尾根、幾つかのアップダウン繰り返しながら木の枝をかき分けて歩く事になる。この寒さで縮こまって歩くので滑って転んだり、木の枝で顔を切って流血となった。藪こぎでの致命傷である。いろんなトラブルで半島の岬まで歩く時間も無くなり、尾根の最鞍部が緩やかな地形図、付近は鹿の楽園か足跡だらけ、まるで、泥沼のよう、此処で足を取られ転んでは悲惨、、慎重に下って下部の尾根にとりつく、その尾根を下ると、偶然にも常神地区の水道設備の施設に下りた、後は管理道を下るだけ。藪こぎであんぐりしてきた皆さん、疲れた顔が笑顔に戻った。
 ところで、集合写真はどうしたの?ミゾレがバチャバチャと降ってくるし、手も悴んでくるし、下山後撮ることにしました。
 
 旅館に着くと早速、冷え切った身体を湯船につかり忘年会に備えた。忘年会が始まるなり山談義、今日歩いた常神半島や思い出のある山など話題は豊富です
 今年も、楽しくて愉快な思い出のある山行が出来ました。来年も又、楽しい登山が出来ること期待したいです。
 

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