この登山道は距離があるが意外と楽である。急登をハァ〜ハァーと息を荒げながら登ると平坦な道にでる、こんな繰り返しの登山道である、その中でも「おたけり坂」が一番の急登である。その、おたけり坂に差しかかる。月に一度の月例山行であるが、それぞれ個人山行で鍛えられているのか、おたけり坂の急登を問題なく登り切る。そして緩やかな道をルンルン歩き、予定通りに神鳩ノ宮避難小屋に着いた。此処で長めの休息を取る事にした。小屋の裏から見える母御石の上に人が立っているのが見えた銚子ヶ峰は更に
その奧にある。山頂着は12時頃になるだろう。此処で最高級のオニギリを 1個食べる。「美味〜い !(^^)!」元気が出たぞとばかりに小屋を出発する。
山頂まで後、1時間程、緩やかな登山道をみちなりに歩くと樹林帯を脱けだす、道端には沢山のオヤマリンドウが、咲いている。この季節、花の少ない時期に鮮やかな紫色が何故か疲れを癒してくれる。緩やかな道から段々と急登になってくる、右手方向の彼方に別山が見えてきた。暫く歩くと伝説の石、母御石に着き登頂前、最後の休憩をする。失礼ながら母御石の頭に登り歩いてきた方向を眺める。遠くに見える街並み石徹白地区、先程迄休憩していた避難小屋も随分遠くに見える。さてと、銚子ヶ峰山頂まではもう少しだ頑張ろう。綺麗なチシマササに囲まれた登山道は山頂まで続き・・!(^^)!最高の気分で山頂に着いた.