槍ヶ岳        平成27年8月8日〜

 
今年の夏山、槍ヶ岳への希望者が多いので登る事にした。と云っても7名の参加者である。早朝5時に美浜を出発、新穂高温泉に向かった。予報では3日間の天気は最高との事、明日は楽しみである。槍平まで5時間程、その大半は林道歩きである、嫌々ながら延々と続く林道を歩くこと2時間、白出沢に着き昼食にする。ご丁寧に日よけのテントとテーブル、トイレも登山者用に設置されていた。
 槍平小屋に着く宿泊手続きの際、65歳以上の方(要証明書)には500円分のクーポン券がプレゼントされる、良いですね(^_^)v 夕食後、明日の山行に備え早めに就寝した


   
 
早朝5時に槍平を出発、槍ヶ岳に向かう登り始めは緩やかな林の中の登山道であるが森林限界を超える頃には辺り一面、お花畑となり心を癒してくれる。槍ヶ岳山荘が見えてきた、しかし此処からは飛騨乗越まで、かなりの時間を要する。稜線が目の前に見えてるだけに、疲れが倍増する。山荘に着き、槍の山頂を目指す、参加した会員の殆どが槍ヶ岳は初めてである、「高所恐怖症もあるので不安です。でも山頂に立ってみたい」そんな思いで参加した会員もいます。この時間帯は登山者が少ないので山頂までスムースに歩けた、恐怖と戦いながら登り切った Y子さん、感動のあまりに涙がでたそうな。山頂で360度パノラマを堪能、遠くは富士山まで眺めることが出来ました。混まない内に記念写真を撮り山荘まで下った。

   
      槍ヶ岳山頂にて               西鎌尾根から見る槍ヶ岳            樅沢岳でバンザ〜イ
 
 
 此処から双六小屋までの西鎌尾根は約6kmの長丁場とアップダウン、辛い下りである。幾度も小休止を重ねながら双六小屋手前の樅沢岳に登り最後の休憩、早朝5時に出発して此処まで10時間ほど歩き本当に疲れました。後ろを振り返ると先程まで見えていた、槍ヶ岳山頂は真っ白い雲の中、樅沢岳で記念写真を撮り双六小屋に向かって下る。小屋に着き宿泊手続きして生ビールで今日の疲れを癒す。今日はかなりの登山客で混雑しそう、でも割り当てられた布団は運良く窮屈な思いをせず眠れそうだ。しかし問題が夜中に起きる。他の登山者の、もの凄いイビキが朝まで続く、お陰で同部屋の皆さん寝不足となりました。
 6時前に小屋を出発小池新道を歩き鏡平小屋まで下る、逆さ槍を楽しみしていたが池の水面が風で波立ち綺麗な逆さ槍を見ることが出来なかった。此処まで下ってくると、ハイライトも終わりになる、後は樹林帯の中と林道歩き、新穂高温泉まで休憩を入れて5時間位、疲れ切った身体に気合いを入れ新穂高温泉に下山した。


   
      
双六小屋                        雪渓で休憩                       鏡平小屋

                                  
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