八ヶ岳 平成25年8月16日〜18日
朝6時に美浜を出発、八ヶ岳ふもとの美濃戸口に向かった。連日の猛暑で夏バテや熱中症等、毎日のようにニュースで報道されている。参加した皆さんは熱中症なんて何なんだろうと、とかく元気であった。美濃戸口に車を駐車して初日の行程、赤岳鉱泉迄3時間程で着いた。夕食まで時間が随分ある。まずは、風呂に入り汗を流してベランダで乾杯、13名も集まれば、ワイワイ ガヤガヤと楽しいひととき、山談義で酔いも進む、そして夕食のメニューは実に豪華版、山小屋でのステーキには驚きました。美味しいステーキを頂き、疲れと酔いもまわり早めの就寝、8時過ぎにはみんな夢の中でした。
美濃戸口駐車場出発 ベランダで宴会!(^^)! 赤岳鉱泉の夕食はステーキでした(^_^)v
朝7時、赤岳鉱泉の小屋を出発、硫黄岳に向かう。展望のない、林の中のつづら折りの登山道、2時間程歩くと赤岩ノ頭に着く少し休憩して硫黄岳に向かった。20分ほどで山頂に着く、所で三角点は何処？？？と広い山頂を探しに歩いた。標識のある山頂で記念写真を撮り、火口の廻りを半周して下ろうと思ったが行き止まりで引き返して、硫黄岳を後にした。硫黄岳山荘に下って来るとコマクサ彼方此方と咲いていた。その、コマクサを守ろうと登山道脇に長い距離に渡って電気柵で囲ってあり鹿の食害防止柵が張られていた。自然保護の為らしいが随分と景観が損ねている。横岳に近づく頃、足下が段々と険しくなってきた。全員、ストックを終い、慎重に三点確保で岩場を歩いた。
赤岳鉱泉を出発 硫黄岳山頂にて
横岳山頂で休憩、初めてクサリ場、岩場を経験する会員もいたが、問題なくクリアした。此の後も続く岩場、三叉峰で昼食を摂り今夜の宿泊先の赤岳天望荘へと向かう。地蔵の頭から一旦下り赤岳展望荘までのアップダウン、疲れた表情の皆んなであるが、あと少しと元気に赤岳展望荘に着いた。宿泊手続きを済ませて、早速の生ビールで乾杯、楽しい、ひとときを過ごした。
早めの就寝は目が覚めるのも早い、外の様子は星空が見えるものの、風が強い、5時過ぎの御来光は雲が邪魔してバンザイと言えるような御来光ではなかった。
白いコマクサ 横岳を登る
天望荘を出発、真っ白いガスが立ち込め、赤岳を覆い隠す。予定ではこんなはずではなかったが・・・山頂に着く頃に晴れると信じて赤岳の急登を登る。かなり岩肌の急な斜面、持つところがないので登りにくい、雨などで濡れていたらもっと困難な登りになっていただろう。山頂に着き記念写真を撮る、先程まで真っ白なガスで眺めが悪かったが次々と入れ替わる雲の合間に青空が広がった。此から向かう阿弥陀岳は相変わらず雲の中です。クサリ場を下り阿弥陀岳に向かう途中、行者小屋への分岐で、阿弥陀岳に登る組と、行者小屋待機組に別れて、それぞれ出発した。
阿弥陀岳に向かう途中で標高差５０ｍ程の中岳を通り阿弥陀岳の麓へと下る。鞍部で重いザックをデポして出発、鉄の階段を皮切りに足下がズルズルと安定しない登山道、三点確保で登る、時には小石の落石が2度程、思わず、ラクーと叫んだ「やはりヘルメットは必要かな」40分程で山頂に着く、山頂に着く頃にはガスも引け、眺めが最高になることを信じて登ってきたが、白内障を感じるような真っ白いガスで何も見えませんでした。それと残念なことに、「山頂で撮した記念写真は写っていませんでした。自宅での出来事」
赤岳山頂にて
タカネツメクサ イブキジャコウソウ 手前は中岳その奥に阿弥陀岳
山頂にいた時間は15分程、その内に晴れるかなと期待をしていたのも、空しく晴れることはありませんでした。行者小屋で待つ者の事を考えると長居は出来ません、早々に下山する事にした。特に岩場の下りは要注意、慎重に時間をかけ安全を確かめながら鞍部まで無事下った。此処から行者小屋まで50分程で岩場もなく緩やかな登山道である。道も段々と平地になっていくと行者小屋が見えてきました。小屋に着き待っていてくれた仲間達と合流した。此処で十分に休憩をとり、この先の長い 々 登山道や林道を歩いて美濃戸口に下山した。
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